草加市議会 > 2014-06-12 >
平成26年  6月 定例会−06月12日-05号

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  1. 草加市議会 2014-06-12
    平成26年  6月 定例会−06月12日-05号


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    平成26年  6月 定例会−06月12日-05号平成26年 6月 定例会                 平成26年草加市議会6月定例会                     議事日程(第8日)                                  平成26年 6月12日(木曜日)                                     午前10時   開  議  1 開  議  2 市政に対する一般質問  3 委員会付託省略(第42号議案から第44号議案)  4 議案及び請願の各常任委員会付託  5 次会日程報告  6 散  会 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ
    午前10時00分開議 ◇出席議員 28名    1番 佐  藤  憲  和   議 員      15番 鈴  木  由  和   議 員    2番 斉  藤  雄  二   議 員      16番 浅  井  昌  志   議 員    3番 須  藤  哲  也   議 員      17番 小  川  利  八   議 員    4番 中  野     修   議 員      18番 松  井  優 美 子   議 員    5番 井  手  大  喜   議 員      19番 大  野  ミ ヨ 子   議 員    6番 中  野     徹   議 員      20番 吉  沢  哲  夫   議 員    7番 今  村  典  子   議 員      21番 新  井  貞  夫   議 員    8番 平  野  厚  子   議 員      22番 飯  塚  恭  代   議 員    9番 関     一  幸   議 員      23番 宇 佐 美  正  隆   議 員   10番 佐 々 木  洋  一   議 員      24番 大 久 保  和  敏   議 員   11番 西  沢  可  祝   議 員      25番 小  澤  敏  明   議 員   12番 秋  山  由 紀 子   議 員      26番 飯  田  弘  之   議 員   13番 東  間  亜 由 子   議 員      29番 佐  藤     勇   議 員   14番 切  敷  光  雄   議 員      30番 中  山     康   議 員 ◇欠席議員  なし ◇地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者   田  中  和  明   市長            橋  本  吉  朋   子ども未来部長   中  村     卓   副市長           小  谷     明   市民生活部長   高  元  俊  彦   病院事業管理者       梅  田  正  義   都市整備部長   高  木  宏  幸   教育長           内  山     晃   建設部長   小  林  勝  治   総合政策部長        石  川  忠  義   病院事務部長   小  野  秀  樹   総務部長          今  井  規  雄   教育総務部長   曽  合  吉  雄   自治文化部長        山  崎  進  也   水道部長   林     伸  行   健康福祉部長        石  塚  光  宣   消防長 ◇本会議に出席した議会事務局職員   下  国  季  樹   議会事務局長        横  川  竜  也   議事課長   押  田  安  治   議会事務局次長       檜  垣  理  恵   議事課課長補佐   水  越  修  二   議会事務局庶務課長     戸 賀 崎  格  男   議事課議事係長 ◇傍 聴 人   12名 午前10時00分開議 △開議の宣告 ○新井貞夫 議長  ただいまから本日の会議を開きます。  ──────────◇────────── △市政に対する一般質問新井貞夫 議長  日程に従い、市政に対する一般質問を行います。  発言通告により順次発言を許します。  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) おはようございます。  議長より発言の許可をいただきましたので、順次一般質問をしてまいります。  まず最初に、1、消防行政について。  最初に、消防団協力事業所については、一定の理解を得ましたので、取り下げをさせていただきます。  それでは、消防署谷塚ステーションに関することについてお伺いしてまいります。  まず、消防署谷塚ステーションについては、今日まで何人かの議員さんが質問して、谷塚ステーションとしての役割等についての理解はしているところですが、より一層多角的に、そして重層的に質問してまいりたいと思います。  まず最初に、草加市には消防本署と三つの分署、西分署、青柳分署、北分署、そして平成24年4月1日に谷塚ステーション救急ステーションができ、合計6カ所の署所体制となっている。谷塚地区の特徴としては、道路が昔ながらのままとなっており、道幅も狭く、消防車が入りにくい上、木造の住宅が密集していて、一度火災が発生すると大きな火事につながるおそれが高い地域と言える。  最初に、谷塚地区を管轄する谷塚ステーションが受け持っている担当地区はどこで、谷塚ステーションができる前はどこの分署が担当していたのかを伺ってまいります。  次に、各署所の消防車両や職員の配置状況担当区域ごとの面積と人口についてお尋ねします。  各署所の職員数と消防車両救急車両配置台数、そしてそれぞれの署所の担当区域の面積と人口、その割合についてお伺いします。担当区域担当署所と、出動によっていろいろ変化があるようです。この辺をしっかり答弁をお願いしたいと思います。  次に、担当区域ごとの災害(火災・救急)発生状況について。  平成25年度中の署所ごとの火災と救急の担当区域別発生件数と割合を示してください。なお、救急については、一応担当区域が定められていると思うが、担当区域の救急車が出動している場合は随時待機している救急車が出動すると聞いていますので、救急については担当区域別と実際に出動した救急車の所属別について伺っておきます。  また、谷塚ステーション救急ステーションができて、救急出動件数がどのように変わってきているのか。谷塚ステーション救急ステーションができる前の平成23年とできた後の平成25年、どのようになっているのかお伺いしておきます。  以上、答弁よろしくお願いいたします。 ○新井貞夫 議長  石塚消防長。 ◎石塚 消防長  おはようございます。  消防行政にかかわる事柄について順次御答弁を申し上げます。  初めに、谷塚ステーション担当区域でございますが、西分署が受け持っておりました谷塚上町、谷塚仲町、両新田東町、両新田西町、新里町、谷塚町及び谷塚一丁目・二丁目で、その他本署が受け持っておりました瀬崎一丁目から七丁目でございます。  次に、署所ごとの職員数と主な消防車両でございますが、平成26年4月1日現在で申し上げますと、消防本署は職員が64人で、消防ポンプ車と救急車が各2台、はしご車、救助工作車及び指揮車が各1台、西分署は職員が35人で、消防ポンプ車が2台、救急車と高所作業車が各1台、青柳分署は職員が33人で、消防ポンプ車、救急車、化学車が各1台、北分署は職員が33人で、消防ポンプ車と救急車が各2台、そして谷塚ステーションにつきましては職員が23人で、消防ポンプ車と救急車が各1台となっている状況でございます。  次に、火災と救急の出動件数でございますが、まず、平成25年中の火災につきましては、年間56件発生しておりまして、そのうち本署の担当区域内で発生した火災は9件、西分署にありましては8件、青柳分署は12件、北分署は14件、谷塚ステーションは13件という状況でございます。  また、救急につきましては、平成25年中は年間1万427件出動しておりまして、そのうち本署の救急車が実際に出動した署所別件数につきましては1,939件、救急要請が発生した担当区域別では2,083件、西分署は出動署所別件数が1,803件、担当区域別では1,481件、青柳分署出動署所別件数が1,536件、担当区域別では1,664件、北分署は出動署所別件数が1,889件、担当区域別では1,986件、谷塚ステーション出動署所別件数が1,597件、担当区域別では1,917件、救急ステーション出動署所別件数が1,663件、担当区域別では1,196件で、その他、東京外環自動車道等の草加市域外の出動が100件となっている状況でございます。  また、平成25年中の出動署所別件数の最高と最低の件数につきましては、最高が本署の1,939件で、最低が青柳分署の1,536件で、その差が403件となっており、谷塚ステーション救急ステーションが開所する前の平成23年中と比較しますと、最高が本署の3,955件で、最低が青柳分署の1,557件、その差は2,398件となっていることから、全体的には各署所間の均衡化が図られてきております。  一方、実際に出動した出動署所別担当区域別出動件数を比較しますと、西分署では担当区域で発生した救急出動が1,481件であるのに対し、実際に出動した件数は1,803件と、担当区域の件数よりも実際に出動した件数のほうが322件多く、また、救急ステーションについても担当区域の件数が1,196件であるのに対し、実際に出動したのが1,663件と、実際に出動した件数のほうが467件多いという状況でございます。  これに対し、谷塚ステーションでは、担当区域内で発生した救急出動が1,917件であるのに対し、谷塚ステーションの救急車が実際に出動した件数は1,597件で、担当区域内で発生した件数のほうが320件多くなっており、また、本署についても、担当区域での救急出動件数が2,083件であるのに対し、実際に出動した件数が1,939件と、担当区域内の件数が144件多い状況となっております。  このようなことから、ますます増加する救急需要に対応していくためには、その実態を把握し、全体的なバランスをとり、消防力の効率的な配置が必要であると考えているところでございます。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) ありがとうございます。  今、話を聞いていて幾つか、ここにいる皆さんもわかったと思うんですが、担当区域の署所と実際に出動した署所は違うというのが一つはわかったんだと思うんです。2年前と比べれば、その差が大分縮まってはきていますよと。ですから、ある程度平均的にはなってきたと。  ただ、ちょっと2点ぐらい具体的な例でいきたいと思うんですが、例えば火災に関していうと、これは北分署が14件で、谷塚ステーションは13件ですよと。そのほか、今お話があったように、大体9件だとか8件だとか、ある程度少なくなっているんです。火災については、ある程度全体的に少なくなってはきていますけれども、谷塚の場合には割合とすれば多いよと。  それで、もう1件、救急車の出動が、西分署や本署の関係だとか救急ステーションとの関係等含めると差があるんですが、ちょっと今回は谷塚ステーションだけに絞って話をしてみたいと思うんですが、谷塚ステーションの担当する区域内の救急出動件数が1,917件なんですが、ところが、実際に谷塚ステーションから出動したのは1,597件ということで、先ほど差が320件でしたよね、320件の差があると。ですから、西分署の場合は逆になっていたようですから、単純に考えれば西分署からの、ある意味では救急出動が多かったのかなということにもなるんですが、どちらにしても、谷塚ステーションの今の人数だとか、消防ポンプ車1台、救急車1台では、ちょっとその能力が追いついていないということがはっきりわかるんですよね。  ですから、そういった意味では、署所ごと出動件数担当区域ごと出動件数を分けてみて、こういう差がはっきり出てくるということなので、ですから、このような状況を見ますと、再質問で、谷塚ステーションというのは他の分署と同等あるいはそれ以上の仕事をしているんじゃないかというふうに思うんです。人数も23人で、ほかに比べると、これ大体10人程度少ないんです。ほかは33人とか35人、本署については64人ですからそこは別にしても、ほかの分署に比べると10人程度少なくて、仕事内容では同じぐらいの仕事をしていて、救急車の出動もほかから320件ぐらい出動してもらっているよというような形になってしまっているわけですね。ですから、そういう意味では谷塚ステーションの人たちは少ない人数の中でいろいろ動いているということが言えるし、そういう意味では、谷塚ステーションをやっぱり分署に格上げをしていく、そして消防力を強化する必要があると思うんです。  ですから、そういう意味で、今までいろいろな人もいろいろな角度から質問してきたわけですが、もう2年たってみて、ほとんどほかと同じで、ある意味では出動するのも多いよという状況にあるわけですから、これは間違いなく分署に格上げしたほうがいいということだと思います。  そこで、分署に格上げするために必要な条件としてどのようなことが必要になるのか。さらにはまた、格上げについて草加市そして消防としてはどういうふうに考えているのかということをお伺いいたします。 ○新井貞夫 議長  石塚消防長。 ◎石塚 消防長  消防行政に係る再質問について御答弁を申し上げます。  谷塚ステーションを分署に格上げする条件についてでございますが、まず、消防車両とその車両を置く車庫、そして車両を動かす職員が必要となりますが、現在の谷塚ステーションでは新たな車両を置くスペースや増員に伴う職員の仮眠室等が確保されておりません。さらに、現在谷塚ステーションには女性用の仮眠室等がないため女性を配置しておりませんが、分署に格上げすれば職員数もふえることから、女性職員の配置も考えなければ適正な人事配置ができませんので、女性に配慮するスペースについても必要になるものと考えております。  また、職員数をふやすためには、条例で定められております235人という消防職員の条例定数の改正についても必要となるものでございます。  次に、谷塚ステーションを分署にすることにつきましては、災害発生状況等を見ましても、谷塚ステーションの果たしている役割は大きいものがありますので、消防としましては、将来的には他の分署と同等の消防力を有した署所にしたいという考えもありますので、今後の災害発生状況市南西部地域の人口動態、都市構造等を踏まえて、先ほど申し上げました諸条件について関係部局と調整を行ってまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) どうもありがとうございます。  今、答弁をいただいて、間違いなく消防としても、そういう分署に格上げするという方向性は持っているんだと。ただ、今の現状の中において、車両を置くスペースだとか、ある意味では職員をふやして、そして女性の職員もふやして、女性の特に仮眠室なんかも含めてやらなきゃいけないと。ですから、多分方向としてはすぐにでもふやしたいという気持ちなんでしょう。だけれども、そういう意味では、スペースの問題等含めて幾つか問題がある。ただ、これはそんなに難しい問題ではないように感じますので、本当に近い将来という形の中で、ぜひ分署に格上げをしてもらいたい。まず要望をしておきます。  そして、できるだけ1年ぐらいで、ある程度その辺の調整をして、方向性をすぐ出していくということが必要なんだと思うんですよね。いつまでも負担をみんなでカバーするよといえば聞こえがいいんですが、なかなかそうもいかない状況もあるので、やっぱり安心・安全というのは市の第一番のスローガンだし目標なわけですから、ここはしっかりやっていただきたいと思います。ぜひ2〜3年では今言ったことがちゃんとできているというふうになることを要望しまして、次の質問をしてまいります。  次に、防災・減災対策についてお伺いしてまいります。  ここの質問としては、九都県市合同防災訓練が、防災・減災対策にどのように機能するのかというのが質問の主眼です。これは、2月定例会の代表質問等、多くの方から出ていましたが、ちょっと概略が何かよくはっきりしていなかったんじゃないのかなというふうに感じています。ですから、先ほども消防のほうで言いましたけれども、何だかんだ言っても、防災・減災というのが、安心・安全に過ごしていくための一番の重要な課題だというふうに思うんですよね。  ですから、この中身についてしっかり答弁してもらいたいんですが、埼玉県との共催によって大規模な防災訓練になるのではないかということも想定されるんです。ですから、そういう大きなものと、それから日常的なものを含めた、身の備え等も含めて私たちは考えていかなきゃいけないんだろうというふうに思います。そういう意味では、平常時においての備えというのはいかに大切かということも含めて、九都県市合同防災訓練が減災に役立つということの答弁をお願いしたいと思います。  それから、もう1点は、防災・減災対策の中でも住宅密集地における対策です。これも先ほど消防の中でも話しましたけれども、特に草加から谷塚にわたる地域についは、前々から、ある意味では首都直下型地震が起こった場合には大変火災の危険が起こりやすいということも言われているわけでして、ましてや草加には、そこの地区だけではなくて、ほかにも至るところにそういう住宅密集地で古い建物が多くあるわけですから、その辺での防災・減災対策も一緒にお伺いしておきます。よろしくお願いいたします。 ○新井貞夫 議長  中村副市長。 ◎中村 副市長  防災・減災対策についてお答えを申し上げます。  初めに、九都県市合同防災訓練が防災・減災対策にどのように機能するかということについて御答弁を申し上げます。  平成26年8月31日の午前中に、本市におきまして九都県市合同防災訓練の埼玉県会場として、埼玉県との共催により綾瀬川左岸広場周辺におきまして大規模な防災訓練を実施いたします。この訓練は、近年発生が危ぶまれている首都直下地震等災害発生に備えるべく行うもので、自衛隊、近隣消防や警察などの防災関係機関との連携を検証し、市民一人ひとりが日常及び大地震発生時にみずから何をすべきかを考え、行動していただくための準備を講ずる場になるよう計画しております。  訓練の具体的内容につきましては、市民が災害時の対応方法を検証する市民参加型の訓練として、初期行動訓練煙体験訓練、実際の火を使った初期消火訓練、被災したまちなみを再現した中での避難訓練、共助による救出方法や救出者の搬送訓練、AEDの取り扱い、応急手当て体験等の訓練を実施するとともに、市民が見学できる防災機関型の訓練としまして、災害により倒壊した建物や横転したバスからの救出訓練及びヘリコプターを使用したマンション屋上からの救出・救助訓練を実施することを考えております。また、これにあわせまして、災害現場におきまして救出・救助された傷病者の重軽症度を選別するトリアージを実施した後に医療機関に搬送する、災害医療と連携した訓練も計画しております。  本市といたしましては、このような訓練を通じまして、災害時における関係諸機関の役割分担連携体制の強化、市民の防災・減災に対する意識啓発が大きく図られるものと考えておるところでございます。  次に、住宅密集地における防災・減災対策でございます。
     大規模災害時には、住宅密集市街地におきましては、近隣住民との連携で命を救われることが、過去の阪神・淡路大震災等で報告されております。このことから、本市としましては、平時におきまして近隣住民の皆様方の交流を図っていただくことで、いざ災害が発生した際の共助を発揮していただける環境を構築するために、町会・自治会に加入していただくことや、家具の転倒防止あるいは耐震補強等取り組みをお願いしているところでございます。  また、住宅密集地が抱える災害発生時の家屋倒壊や大規模火災の発生等の危険性は十分に認識しているところでございまして、この点からは、延焼防止のための道路整備等が必要な要素と考えておりますが、その一方で、地域の現状を踏まえますと、まず防災上有効な手段として考えられますことは、建物の耐震化とあわせまして不燃化の促進を図る、つまり地震に強く燃えない建物をふやしていくことかと思います。こうした点について、市民への啓発活動あるいは市としての促進策を進めながら、減災につながる取り組みを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) ありがとうございます。  今のお話のように、九都県市ということですから、それが埼玉県と共催で綾瀬川左岸広場で行われるということですから、本当に大規模なものも行われます。それから、日常的に起こり得るようなものも含めてやっていくということですから、しっかり対応を図ってやってもらいたいと思います。  また、住宅密集地における質問については、今回いろいろな角度からほかの議員さんの質問もありましたし、きのうも氷川地区区画整理等についてどうするんだという質問もあって、早くその辺の手だてを打っていかないと、これ、いつ起きるかわかりませんので、この辺もしっかり対応していただくように要望しまして、次に進まさせていただきます。  次に、平均寿命健康寿命に関することについて何点かお話を伺ってまいります。  まず、一つとしては、草加市における健康寿命のデータというのはちゃんと持っているのかどうかということです。  幾つか話させていただきますが、平均寿命健康寿命についてでございますが、今や日本は男女ともに世界でも有数の長寿を誇る国となっていることは皆さん御承知のことと思います。人間、寿命が延びれば延びるほど、元気なままで天命を全うしたい、人生の終えんはピンピンコロリでいたい、そう思うものではないでしょうか。  幾つまで生きられるかの平均寿命に対し、元気でいられる寿命として健康寿命と言われるものがあります。健康寿命については、国の健康増進計画健康日本21(第二次)の推進に関する資料に、平成22年の算定結果が示されております。このデータによりますと、全国平均で男性の場合70.42歳、女性の場合は73.62歳が健康寿命となっております。男性の場合で平均寿命79.55歳との差が9.13年、女性では平均寿命86.30歳との差が12.68年、この差の部分が健康ではない不健康ということになります。  埼玉県の場合で見ますと、男性の健康寿命は47都道府県のうち19番目に位置しており70.67歳、女性の場合には47都道府県中38番目で73.07歳ということになります。これに、直近であります平成24年の平均寿命、男性で79.72歳、女性で86.09歳との差を見ますと、男性で9.05年、女性で13.02年の健康に過ごせない期間があるということになります。  そこで、先ほど申しました草加市の健康寿命のデータはどうなっているのかをお伺いしておきます。  さらに、私は常々申し上げているんですが、ふだんの生活の中で運動を取り入れること、その具体的なものがラジオ体操、そして草加市内ではグラウンドゴルフが大変盛んに行われております。さらには、早寝や早起きの規則正しい生活に加え、朝御飯を毎朝決まった時間に栄養バランスよく食べる、このことにより体内時計がリセットされ健康な体ができ上がっていくという、本やいろいろなところで今出ています。  最近テレビで見ておりましたら、ちょっとラジオ体操のお話をさせていただきますが、ラジオ体操には第一、第二と第三のラジオ体操があると。えっと言って私も聞いていましたけれども、あるんですね。それで、全国各地でおらがラジオ体操みたいな、関西弁のラジオ体操だったり、山梨県ではこぴっとラジオ体操みたいな、こぴっとといってもしっかりみたいな意味で、そういう言葉を使ったラジオ体操をやるらしいんですが、いろいろと各地でブームになってきていると。そして、船長として宇宙にいた若田さん、5月に帰ってきましたけれども、宇宙で若田さんもラジオ体操をやりましたと。なかなか宇宙ですと重力の関係でいろいろくるくる回るようですけれども、そういうことと、ある意味では脳にもいい影響があるんだそうですよ。具体的にはわかりません。だけれども、いい影響があると。先ほど言った規則正しい生活の中に、ラジオ体操がなぜいいかというと、まず朝早く起きるということですよね。早く起きて太陽の光を浴びる。きょうみたいな曇り空でもいいんだそうです。それから、電灯の光でもいいんだそうです。そういうものを浴びることによって、人間の体がリセットされるんだそうですよ。それで、きょうも一日頑張るぞみたいなことになるんですね。それで、近くへウオーキングで行って、ラジオ体操をやって、おじいちゃんも、おばあちゃんも、余り若い人は少ないかもしれませんけれども中年の人もいるでしょう。そういう中で一緒にラジオ体操をやって、終わった後にお話をする、コミュニケーションを図る。そしてその後に近くで食事をすると。食事も人によっては朝起きてから30分以内に食事をしたほうがいいですよと言う人もいるんです。だけれども、2時間以内にとればまあ大丈夫だろうと。というのは、どういうことかというと、動いているうちに血圧が上がってくるんだそうですよ。ですから、30分以内というのは、どうも血圧が上がる前に食べろと言うんですが、ただ、血圧が上がって普通の状態でいたときに、ある意味では食べたほうがいいという説もあるんだそうです。ですから、そういう意味では2時間以内に食べたほうがいいと。ですから、5時30分とか6時ごろ起きて、そして今言ったようにウオーキングしたりラジオ体操やってペチャクチャ話をして、その後に食事をするというのが一番いいんだと。だから、それが規則正しい生活になって、体内もリセットされて、いろいろ野菜をとると。食事のことを言うと僕ちょっと長くなるんですけれども、そういうことでいろいろありますよということです。  つまり、いつまでも元気で長生きするためには、何か一つではなく、バランスのとれた健康づくりが何よりも有効であるということです。草加市としても、市民一人ひとり健康寿命を延ばすことが重要な課題であることは十分承知されていると思いますが、健康寿命を延ばすための具体的な取り組みはどのように進めているかお伺いいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○新井貞夫 議長  林健康福祉部長。 ◎林 健康福祉部長  平均寿命健康寿命に関する事柄について御答弁申し上げます。  まず、草加市における健康寿命のデータについてでございます。  健康寿命の捉え方につきましては、健康であることをどう捉えるかによってさまざまな考え方がございます。  埼玉県におきましては、介護保険制度の要介護2以上に認定された時点を障がい発生の時点と考え、65歳到達からそれまでの間を健康で自立した生活を送れる期間として健康寿命と捉えております。これは、健康であることの測定が客観的であること、また、毎年数値の把握ができることなどから採用した方式であると伺っております。  本市におきましても、県のこの定義をもとに、健康寿命の延伸に向け健康づくりに取り組んでおりますので、お示しいただきました健康寿命とは算出の方法が違っておりますが、そのデータでお示しさせていただきます。  本市における健康寿命についてでございます。平成24年のデータで申し上げますと、65歳到達から数えて、男性で16.74年、女性では19.74年の期間となってございます。この健康寿命と65歳からの平均余命との差を見てみますと、男性で1.86年、女性では3.76年、日常生活での介護が必要な期間があるということになります。埼玉県全体での健康寿命は、男性で16.84年、女性では19.76年であり、健康でない期間としましては、男性で1.84年、女性では3.82年となるところでございます。  お示しの期間とは差異がございますが、どちらの数値もこの期間を短くし、健康で過ごせる期間をさらに延ばしていくための指標として示されているものと考えてございます。  県では、埼玉県健康長寿計画の中で、この健康寿命の数値を平成28年までに男性で17.3年、女性では20.0年へと延伸させる目標を掲げているところであり、本市におきましても、現在策定中の健康増進計画において健康寿命の延伸についての具体的な目標値を設定してまいりたいと考えてございます。  次に、健康寿命延伸のための具体的な取り組みについてでございます。  健康寿命の延伸につきましては、国が推進しております国民健康づくり対策である健康日本21の目標の一つとして掲げられているものであります。  本市におきましても、国の基本指針のもと、市民一人ひとりが御自身の健康について自覚を持ち行動していただくまち、地域の中に生活の中に健康づくりがあふれるまちを目指した取り組みを進めているところであり、その結果が健康寿命の延伸となってあらわれるものと考えております。  具体的に申し上げますと、平成24年度より始めておりますスポーツを通した健康づくりSKT24推進事業につきましても、その取り組みの一つとして実施しているものでございます。今年度は、ふだん運動になじみのない若い世代にも、体を動かすことに親しんでもらい、健康づくりのきっかけにしてもらおうと考え、若いお母さん向けには赤ちゃんとの健康体操、お父さんには就学前のお子さんと一緒にできる体を使った遊びを、公益財団法人草加市体育協会への委託事業として新たに実施してまいります。  また、幼少期より野菜を使ったバランスよい食事をとることの大切さを多くの若い世代の方に知ってもらうため、保健センターで実施しております幼児健診の際に、野菜を使ったヘルシーレシピの試食を配布してまいります。さらに、健康づくりには日々の健康管理も大切であることから、保健センターや市内のコミュニティセンターを会場とした健康相談のほか、公民館まつりなどでは内臓脂肪や体脂肪、筋肉の量などが計測できる体組成計などを体験いただき、健診を受けることの必要性を啓発してまいります。  このように、運動、身体活動だけではなく、食生活や健康管理など多方面からの健康づくりをさらに推し進めるべく、平成26年度は市民の皆様とともに健康増進計画を策定中でございます。  家族みんなで気軽に続けられるラジオ体操は、市民の皆様や地域の団体などにより構成されております健康増進計画策定委員会の身体活動・こころの領域を担当するグループの中で議論いただいているところでございます。  グラウンドゴルフは、草加市内では1,400人を超える愛好者が年間を通し活動し、仲間とともに地域の中で広げていく健康づくりとして大変人気が高いスポーツであると認識しております。今後は、現在策定中であります健康増進計画のもと、今よりプラステン、これはプラス10分、ふだんの生活の中で体を動かすことという意味でございますけれども、そうしたこと、あるいは野菜をおいしく食べること、「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣をつけることなど、生活習慣の大切さを伝え、より身近で具体的な目標を掲げ、市民の皆様の健康寿命延伸に向け積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) ありがとうございます。  ちょっと時間のほうが大分押してきましたので、大体質問の中身と答弁が、ある意味では同じような形で一致したと思いますけれども、国の厚生労働省で捉える健康寿命平均寿命とがあって、うちの会派でもどうなんだろうと話したときに、いや、要介護2のほうが具体的でわかりやすいよという話もあって、だから逆に、国のほうも何かそういう形でやってもらえばいいのかなと思うんですが、ちょっとこの辺の基準の違いをまず1点お尋ねしておきます。  それから、健康寿命を延ばす取り組みを以前から続けてきていると思うんですが、具体的にそういう効果だとかどういうものがあるか、まずお願いしておきます。  同時に、健康づくり応援隊があると。いろいろヒアリングをしている中で、健康推進サポーター制度をやろうよと言ったら、いや、そういうのがあって、今現在、何か健康づくり応援隊が250名ぐらいいるんだそうです。じゃ、これ、例えば5年ぐらいで1,000名ぐらいになるんじゃないのみたいな話をしていたものですから、そんなことを含めて答弁をいただければと思うので、よろしくお願いいたします。 ○新井貞夫 議長  林健康福祉部長。 ◎林 健康福祉部長  再質問について御答弁申し上げます。  国と県の健康寿命の違いについてでございます。  国の場合は、3年に一度実施しております国民生活基礎調査の質問事項をもとに算定しております。具体的には、「日常生活に制限のない期間」の質問で、「あなたは現在健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」の問いに対し、「ない」と答えた方を健康な状態として捉えております。この質問で日常生活に影響があると答えた場合、さらに、どのようなことに影響があるか、日常生活動作、外出、仕事、家事、学業、運動などを回答することになること、また、回答した方が感じるところの数値であることから、健康でない部分の捉え方が大きくなっているものと考えております。  一方、埼玉県の場合では、65歳に達した方が要介護2以上になるまでの期間であるため、健康でない部分の捉え方が国の場合と比べ限定されているものでございます。この要介護2の状態とは、身の回りの世話全般に何らかの介助が必要であり、食事の際なども場合によっては見守りや手助けが必要となる状態のことを言うものでございます。  次に、健康寿命を延ばす取り組みについての成果について御答弁申し上げます。  本市では、現在策定中の健康増進計画の前計画でございます草加市すこやかプラン21のもと、平成16年度から平成24年度までの9年間、健康づくりへの取り組みを進めてまいりました。  その成果といたしましては、食生活の部分では「早寝・早起き・朝ごはん」をスローガンに、朝食を食べない子どもの割合が、小学校6年生の場合、平成14年の4.0%から0.6%に、同じく中学校3年生が8.8%から2.2%に減少しております。また、運動、身体活動の部分では、1日30分以上の運動を週3回以上している人の割合が、成人男性の場合には平成14年の17.1%から27.7%に増加しておりますが、女性の場合では21.2%から17.4%に減少となっております。健康管理の部分では、自分の歯を有する人の割合が、80歳で20本以上の方が平成14年の15.3%から平成24年では45.8%に、ほかの世代の方も大きく数値を伸ばす結果となっております。現在策定中であります健康増進計画では、草加市すこやかプラン21で見えてまいりました成果や課題をもとに、食育への取り組みを含め、若い世代の野菜不足、成人の方の運動不足、生活習慣病予防に向けた健康管理などの取り組みを具体的に整理してまいりたいと考えております。  また、平成25年度からは、そうか健康づくり応援隊としまして、県が進めております健康長寿プロジェクトの健康長寿サポーター事業と連携を図り、健康寿命を延ばす取り組みを進めております。このそうか健康づくり応援隊では、生活習慣を改善していただくこと、毎日野菜をプラス一皿、いつでもどこでもプラステン体を動かそうなど、健康に関する簡単な知識を習得していただき、身近な生活の中で健康づくりの輪を広げてもらおうと進めているものであります。さらに、熱中症に対しての注意喚起やSKT24推進事業につきましても、応援隊の養成講座の中では取り上げております。  平成25年度の成果といたしましては、保健センターでの健康教室や地域へ出向いての講習などにより、243名の方が応援隊としての講習を修了しているところであります。平成26年度につきましては、公益財団法人草加市体育協会への委託事業であります体操教室の中での実施など、講習の機会をさらに広げることで、草加市民1,000名の方が応援隊としての活動ができますよう事業を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) どうもありがとうございました。  これ以上何も言いませんけれども、こんな形で一応効果も上がっていると。ただ、これであと、はっきり言えば医療費がこの程度削減されたよとか、そういう具体的な数字みたいのは今後必要なんだろうと思います。いろいろな意味でしっかり取り組んでいると思いますので、今後ともしっかりお願いいたします。  次に、それでは4番目の教育行政についてお願いしていきます。  まず、ちょっと質問項目だけ先に読み上げて、少し読ませてもらいます。  特色ある教育について、草加市の土曜授業についての考え方や取り組みについて、これは月1回ぐらい、できれば年に数回でも、とりあえずやりましょうということです。それから、若手教員の育成についてということです。  そして、具体的な質問の中では、1番としては、特色ある教育を進める上で、地域社会と一体となった教育をどのように推進するのか、教育委員会の考えはどうかということです。  2としては、特色ある教育活動の一つとして小・中一貫教育が考えられるが、教育委員会の考えをお願いしたいということです。  それから、土曜授業については、いろいろ新聞等にも出ているんですが、やっているところが出てきていますが、草加市の考え方や取り組みについて。  そして、若手教員の育成については、若手・中堅教員の育成について、教育委員会でどのように取り組んでいるかということの答弁をお願いしたいと思っています。  初めに幾つかいろいろしゃべろうと思っていたんですが、答弁のほうが結構あると思います。教育に関することが連日のように新聞にも取り上げられております。いじめの問題、市長部局と教育委員会制度の問題、教育委員会内部の問題等、いろいろあるんだろうというふうに思います。そういう中で、今回は特色ある教育ということで、ある意味では土曜授業なんかもその一つなんだというふうに思うんですけれども、小・中一貫教育等含めてしっかりやっていく必要があるんじゃないかと。  たまたまちょっと先生と話す機会があって、例えば学力日本一の秋田県なんかでは、どういうふうにやっているんだという話を聞かせてくれたんですが、何か特別なことはやっていないらしいんですよね。ふだんの授業をやっていて、そういう中でやっている。ただ、親子3代が今一緒に住んでいて、お父さん、お母さんが仕事に行っているときはおじいちゃん、おばあちゃんが面倒を見ているとか、何か昔ながらのそういう一つの取り組みの中での成果が出ていると。そういうことばかりじゃないと思いますけれども、草加市においても、そういう、ある意味では地域社会との関係を重視しながら進めていくということが大切なんだろうなと思いますが、答弁をお願いいたします。 ○新井貞夫 議長  高木教育長。 ◎高木 教育長  教育行政について御答弁申し上げます。  まず、特色ある教育を進める上で、地域社会と一体になった教育をどのように推進するのかについて御答弁申し上げます。  次の時代を担い、地域社会の宝である子どもたちは、一人ひとりがよさや可能性を持ち、誰もがよりよくなりたいと願っております。この願いに応えるために、学校、家庭、地域が互いに信頼し合い、きずなを深め連携して支え合うことが重要であるというふうに認識しております。  現在、学校では、小学校の家庭科や生活科、総合的な学習の時間等に地域の方々をゲストティーチャーとして招き、ミシンがけの補助、昔遊びの伝承、草加の産業、伝統文化にふれあう学習など、各校が工夫をして取り組んでおります。  また、中学校におきましては、1年生を対象に、地域におけるさまざまな社会体験活動を通して、社会性や自立性、責任感を養い、そして豊かな心を育成することを狙いとして、地元の産業の事業所、福祉施設、公共機関等で3日間の職業体験を実施しております。一例として、福祉施設における職業体験では、高年者への支援やふれあいの活動の中で、感謝される体験等を通して、働くことの楽しさや喜びを味わい、働くことの意義を感じる生徒も多いようでございます。そのほかに、中学校部活動における外部指導者、草加寺子屋(土曜授業)の学習支援ボランティア、そして家庭、地域が一体となって取り組む見守り活動や環境美化活動など、たくさんの家庭や地域の方々に支えられながら教育活動を推進しているところでございます。  今後も、地域社会と一体となりながら、草加の特色を生かした教育活動を推進してまいりたいというふうに思っております。  次に、小・中一貫教育について御答弁申し上げます。  小・中一貫教育につきましては、文部科学省の中央教育審議会において、現行の小学校・中学校制度を基本とした小・中連携、小・中一貫教育の連携に当たっての目的や効果、推進体制などの検討が進められております。また、内閣官房の教育再生実行会議では、6・3制などの学生のあり方についても検討がなされております。  このような国における検討の背景といたしましては、小学校から中学校への進学において、新しい環境での生活や学習になじめず不登校になってしまう生徒がふえる、いわゆる中1ギャップと言われる接続期の課題が挙げられます。こうした接続期の課題に対応するため、草加市教育委員会では、小学校教育、中学校教育はもとより、ゼロ歳から義務教育が修了する15歳までの育ちを支える、幼稚園、保育園、小学校、中学校の教育の連携を、家庭や地域にも御協力をいただきながら推進しているところでございます。  今後とも、こうした小・中連携の取り組みを推進しつつ、その効果を把握、検証し、その上で、草加市の子どもたちの生きる力を着実に育む小学校教育、中学校教育のあり方について、小・中連携教育や小・中一貫教育も含めまして検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  今井教育総務部長。 ◎今井 教育総務部長  草加市の土曜授業の考え方、取り組みについて御答弁申し上げます。  平成14年度からの学校週5日制に伴いまして、土曜日の子どもたちの活動を支援しようと、地域の子ども会や社会教育団体、野球やサッカー、バスケットボールなどのさまざまなスポーツ少年団が中心となって、今は活動を進めております。さらに、中学校の部活動におきましても、土曜日を活用した他校や他市との練習試合など積極的に取り組んでおります。一方で、児童・生徒の学力向上等、学習面における課題解決に向けて土曜授業を復活し、授業時間数を確保しようとする声も聞かれます。  そのような中、草加市では、学校週5日制の趣旨を生かしつつ、児童・生徒の学力向上を図る一つの手だてとして、草加寺子屋(土曜学習)事業を推進しております。今年度は、小学校、中学校ともに、毎月第2及び第4土曜日に、市内全小学校及び四つの公共会場で教育委員会が作成したプリントを中心に学習に取り組んでおります。退職された校長先生や地域の方々のお力をおかりし、個別の支援をすることによって学力向上を図っておるところでございます。  土曜授業の実施につきましては、学校、保護者、社会教育団体などから引き続き意見を聴取しながら検討してまいります。  次に、若手・中堅教員の育成に係る取り組みでございますが、草加市におきましては、教職員が世代交代し、若手教職員が増加している現状を踏まえ、教職員研修の充実に努めております。県が実施いたします各研修のほかに、草加市独自の教職員研修として、3年次教員研修、中堅教員研修、臨時的任用教員研修を実施しておりますが、あわせまして、その他地域の方々の御協力をいただきながら、夏季休業中には草加市施設体験研修として、地場産業である皮革産業工場見学や草加せんべい手焼き体験、さらに、歴史民俗資料館では施設見学に加え、草加お宝かるたを活用した研修等を実施しております。それぞれの産業の歴史や草加市の特色につきましても、地域の方々のお話を聞く機会を通しまして、草加市を知り、草加市の教育への理解を深める実践的な研修となっております。  教育委員会といたしましては、これからの草加市の教育を担う若手・中堅教員の育成が重要な課題であると捉え、今後も教員研修の充実に努め、草加市の特色ある教育を推進してまいります。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  29番、佐藤勇議員。 ◆29番(佐藤勇議員) ちょっと時間がありませんので、要望を幾つかさせていただきますけれども、草加市子ども教育連携推進基本方針・行動計画の中に、幾つかアンケート等を見させてもらいましたが、数学だとか、何か劣っていますよというのが出ているんですよね。ですから、ある意味では、学力だけではないんだけれども、もう少し学力に力を入れるなら本当に力を入れると。ですから、土曜授業を年にまずは1回でも2回でもいいからやってみる、そういう意気込みが感じられないんです。前に皆さん、何人かの方がそういうような話もしているけれども、いまだ変わっていないような形の中で、ですから、そういう意味では、私はさっき秋田県の例も言いましたけれども、ふだんやることだけが、もしかしたら学力の向上にならないかもわからないけれども、やることによって間違いなく必ず上がるという実績もあるわけですよね。ですから、東京都においては相当の学校が土曜授業を始めていますし、近隣でももちろんやっているところも出てきているということですから、ぜひ本格的に検討していただいて、草加市の教育の充実をお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○新井貞夫 議長  20番、吉沢議員。 ◆20番(吉沢哲夫議員) それでは、最後の一般質問を行わせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、市長の政治姿勢及び市立病院事業管理者(病院長)の姿勢についてでございます。  まず、市長のほうからやらせていただきたいというふうに思います。これは、人事異動の問題、昇格の問題でございます。  平成26年4月の人事異動において、長期間にわたって病欠をしていた、約6カ月休んでいた職員を昇任させていると。前例がない。なぜこういうことをしたのか。職員の皆さんは、なぜ、今までないじゃないという形で、あちらこちらで人事異動の時期はすごかったですね。「どうなんですかね、議員さん」と、私のところにも言ってきました。私は任命権者じゃないからだめなんだよ、市長の姿勢を正さなくちゃならないなということで私は思いました。これがまず一つ。  それから、2番として政治姿勢の問題ですけれども、病院運営について、ある病院運営等々について市長にいろいろ話をしてきたと。これは市民ですね。それでこれは、こういうことなんですよね。市の前の幹部、これは前の助役です。この方が市長に運営の問題等々について話をしてきた、申し入れたというのかな、それとも、いろいろ話をしたと、こういうことで言っておりました。市長はその話を聞いて、どういうふうな形で病院運営に対して方法を講じていくのか。こういうことなんですよ。実はこの方は前の病院のときに大変な改革をやりまして、そして前の病院のときに黒字にしましたね。草加市立病院は、皆さんも御案内のとおり、東京大学、帝京大学、東京医科歯科大学、この三者によって構成された。それを東京医科歯科大学に一本化した、こういう経歴のある方なんです。だから、これは決して見捨てるわけにはいかないという形で、普通の方であれば私は取り上げません。したがって、病院を前進させるためにはどうすればいいのか、皆さんの知恵を絞って、今の病院の運営のあり方等々を含めて、みんなで改革をして、それでいい病院にしなくちゃならないという立場から、私はこういう形で一般質問に取り上げたわけであります。  さらに、今度、病院長のほう、病院長は市立病院を預かる管理者です。そしてお医者さんとして病院長です。市民の命を守る市立病院であります。多額の税金が入っております。したがって、みんなで共有しなければなりません。ひとりよがりはだめです。  そういう中で、市立病院は市民を守る。病院長ね、市立病院に助けてくださいという形で患者が来た。まず事務方のほうに、「病床はあいているんですか」と、あいています。事務方はオーケーです。そして今度は、誰が担当したかわかりませんけれども、お医者さんに診てもらった。そうしたら、病室があいているにもかかわらず、なぜ入院をさせなかったのか、こういうことを挙げられているんです。  それから、これ言いにくいんですけれども、この際、言っておかなければいけません。病院長の管理職手当、月額幾らなのか、そして年額にすると幾らなのか。これをひとつ明らかにしていただきたい。  3番目、平成17年度から平成25年度までの各年度ごとの一般会計から、各年度ごとに税金を繰入金として幾ら入れてきたのか。また、その累計額は幾らなのか。そしてまた、平成17年度から平成24年度までの各年度ごとの当期純損失、赤字ですね。これは幾らなのか。また、それに先ほど累計額と申し上げましたが、赤字の累計額は現在までの8年間で幾らなのかということで、これはなぜこういうことを聞くか。みんなで共有しなくちゃいけないんです。市立病院の職員も、さらに一般会計の職員も、どのぐらい入っているのかわからないんですよ。幹部職員はわかっている。でも、平の人はわからない。幹部だってわからないんじゃないんですか。今井君、わかるか。さらに、みんなで共有するためには、みんなで熟知する、みんなで応援する、こういうことだろうというふうに思うんです。  それから、4番、これも私は余りこういうところでは言いたくないんです。でも、院長の言動、これが余りにもひどい。なぜか。幹部諸君、行政会議をやっていますね。こういうところで不規則発言をしていいんですか。行政会議は、みんなでいろいろな話をして共有し合いましょうという、高度な会議ですよ。突如として不規則発言をするなんて、とんでもない話だ。なぜそういうふうに不規則発言をしたかどうかをお答えしていただきたい。これは自分で言ったんだから自分でわかっているわけだ。それをまず言わせますよ。  そして、5番、医師、看護師等の対応が全く悪い。これは倫理観の問題で、前にも私は何度か院長の姿勢をただしてきました。このことについてヒアリングをきちっとしてありますから、ここで明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。私のところに苦情をこの方は訴えてきております。まず最初に、そういう形でひとつよろしくお願いしたいと、こういうふうに思います。 ○新井貞夫 議長  田中市長。 ◎田中 市長  私の政治姿勢ということで御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。
     平成26年4月1日付け人事異動で長期病休だった職員をなぜ昇任させたのかについて御答弁を申し上げます。  平成26年3月31日付けで市立病院の医療職を除いて63人が退職いたしましたが、そのうちの9人は理事級職員でございました。また、今後も幹部職員を含め40人前後の定年退職者が見込まれることなど、職員の年齢構成が変化していく状況を踏まえまして、平成26年4月の人事異動におきましては、将来の組織運営を見据え、人事配置を行ったところでございます。  管理職への昇任者の決定につきましては、能力主義の考えに基づき、部局長及び所属長に対しての人事に関する意向調査や人事ヒアリングの結果に加え、人材育成システムによる評価結果などに基づき、直近の勤務実績だけではなく、管理者としての能力、資質、これまでの実績等を踏まえ、今後上位の職を十分に担えると判断した上で昇任を行っているところでございます。  したがいまして、病気等により休んでいた職員であったとしても、それらの昇任条件を満たしていると判断した職員につきましては、管理職として復職を果たした後に、人事異動において昇任者となり得るものでございます。  次に、病院の運営について市長に申し入れをしてあるが返事がない、市長はどう考えているのかという御質問でございますが、確かにごあいさつには来ていただきましたが、私はその際に申し入れを受けたという形でお話をいただいたという認識はしておりません。もしその方が申し入れで、返事が欲しいということであれば、直接御返事はさせていただきます。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  高元病院事業管理者。 ◎高元 病院事業管理者  それでは、市長の政治姿勢及び市立病院事業管理者(病院長)の姿勢についての御質問のうち、市立病院にかかわる事柄について御答弁を申し上げます。  最初の御質問は、病床があいていたのになぜ入院させなかったのかという御質問でございます。  現行の医療制度では、医療のあり方に大きな変化がございまして、急性期病院、慢性期病院、療養型病院とさまざまな機能に分かれています。加齢とともにさまざまな問題が、死に直面する問題が起こってくるわけですけれども、全ての患者さんを急性期病院で受け入れるという体制には、現行の医療制度ではなっておりません。  そのような観点から、この患者さんが草加市立病院に空床があったにもかかわらず入院できなかったという事実が起こったわけですけれども、それは議員さんが御質問なさったように、瀕死の患者が市立病院にやってきたのに、なぜ助けなかったんだというような御発言でありますけれども、私はこの医療に直接関係しておりまして、実際にこの患者さんの検査成績、レントゲン、必要な検査を、御相談を受けたときにほぼ完全にやっております。この患者さんは大変な食思不振を訴えてお食事が召し上がれない、それを介護する方も御高齢で身体的に問題があるものですから、どうしても集中的な介護が必要であるということでありました。決して、がんの末期の患者さんが病院にたどり着いたわけでもありませんし、死を目前にした患者さんがたどり着いたわけでもなかったわけです。やはり一定の期間、一月、二月、きちんと食事を差し上げる、御家庭で介護を差し上げるというために、病院は努力をいたしました。ほぼ丸一日かかりまして、その方の御家族、御主人は御高齢で介護が非常に厳しい状況でしたので、今申し上げましたとおり、お嬢さんのおられる東京都内のお近くの施設をお探ししました。病診連携を通してであります。このような医療形態が現実的には実施されているということを御理解いただきたい。  ただ、議員さんがおっしゃるように、この方は、草加市立病院は俺がつくってやったんだ、俺の功績はでかいんだという思い入れがおありでしたし、なぜ俺の妻が入院できないんだというお怒りはあったかと思います。ただ、私はその時点で、数十年前の実績に関して十分存じ上げていませんでしたので、特別、この方に対する見方があったというわけではありません。そのような理由からですので、奥様にはいわゆる重点的な介護が必要であるということで、病院としては最大の医療行為をなしたというふうに私は思っております。  次に、行政会議における私の不規則な発言があったという御指摘ですけれども、これも議員さん、非常に思い込みで、一方的に決めつけて私をお怒りになるわけですけれども、行政会議というのは私が不規則な発言をするような環境では全くないです。前市長時代から一回もありません。私は、行政会議中、手を挙げて無駄話をするということが、行政会議の幹部の中で許される環境だとは、全く思っていませんし、就任以来、一回もそのような事実はありません。ただ、その会議が始まる前に、行政会議の幹部数名が集まったり、あるいは終わった後に、解散した後にちょっと集まったりするときに雑談をすることはありますけれども、それが不規則発言だというふうにおっしゃるならば、どういうことをしゃべったのかよくわかりませんけれども、たまに冗談を言って帰ることはあるかもわからないなというぐらいのことしか私には記憶がないです。ですから、行政会議で私がそれを何らかの意図で、行政会議をゆがめてしまったということは絶対にないというふうに思っています。  次に、医師、看護師の患者さんに対する説明、接遇に対して御指摘がありましたけれども、常に職員の指導はしておりますけれども、やはり職員も若いです。本当にたまたまのタイミングで、病気の説明、今後の予後の説明などにおいて、本当にうまくいっているかどうかということは、人間同士の関係ですので、これはわからない点があります。もしそれが不十分であったとすれば、それは患者さんを深く傷つけたようなことがあったとすれば、それは十分反省して指導しなきゃいけないというふうに理解していますし、今後もそうしますし、今もそういうふうにしているつもりであります。  以上でございますけれども、病院長、私の管理職手当、それから病院に対する繰入金額及び損失額につきましては、これは事務部長がいますので、そちらのほうから御答弁させていただきたいと思います。  以上です。 ○新井貞夫 議長  石川病院事務部長。 ◎石川 病院事務部長  吉沢議員さんの御質問につきまして御答弁申し上げます。  初めに、病院長の管理職手当の月額、年額でございますが、月額で55万円、年額で660万円でございます。  次に、平成17年度から平成25年度までの繰入金額についてでございますが、各年度別の繰入金額は、平成17年度は7億8,200万円、以下同様に、平成18年度11億7,157万1,000円、平成19年度12億円、平成20年度17億360万7,000円、平成21年度17億3,235万円、平成22年度15億8,047万5,000円、平成23年度15億8,047万5,000円、平成24年度18億2,262万円、平成25年度16億2,953万6,000円でございます。平成17年度から平成25年度までの繰入金の総額は132億263万4,000円でございます。  また、平成17年度から平成24年度までの当期純損失は、平成17年度は22億2,642万8,334円、以下同様に、平成18年度16億1,863万4,176円、平成19年度14億5,289万9,218円、平成20年度9億8,805万5,206円、平成21年度3億5,999万5,868円、平成22年度6,361万5,623円、平成23年度7,425万3,121円、平成24年度1億3,434万1,796円でございます。平成24年度末の累積欠損額につきましては、67億1,005万5,678円でございます。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  20番、吉沢議員。 ◆20番(吉沢哲夫議員) 再質問をいたします。  市長、人事異動のことについて淡々と文字を並べて読み上げました。そんな簡単なものじゃないんですよ。市長、じゃ、聞くけれども、いいですか、今までに長期にわたって休んでいた方で昇任した方っていたんですか。これ挙げてくださいよ。これは士気の問題なんですよ。挙げてくださいよ、あったら。士気が下がるんじゃないですか。私に言っている方については、これじゃ休んだって上がるんだな、こういうふうに言っているんですよ。だから、人事というのは大変に微妙なんですよ。市長が言っている、副市長も言っていますね。異動は1年1年の勝負なんだと、行政会議で言っているじゃないですか。そういう形で、本当に市長ね、今までもあったんだったならば私は了とするけれども、今までなかったのか、私もいろいろ調べたけれども、これクエスチョンマークなんですけれども、ないようなんですよね。私が調べたやつですよ、それは。ということで、その辺についてはどうなんですか。  それから、病院の問題について、申し入れはなかったと。私はどういうところで接触したかといえば、私、前の定例会のときに足を負傷しましたよね。そのときにちょうどお医者さんが一緒だったんです。あれあれしばらくだなと、こういう話になって、市立病院の話になったんですよ。もう一回、一から出直しですね。相当激高していました。院長が先ほど言ったように、自負じゃないんだよ、現にやってきたんだよ。俺は持ち上げるわけじゃないんです。東京大学の先生などを整理したんですよ。旧病院ですけれども、黒字にしているんですよ。そのときにこんなことを言っていましたよ。それはもちろん高度医療ですから、一般会計からの繰り入れはありましたよ、3億円だとか5億円だとか。そして、こんなことを言っていました。黒字になった、喜んじゃいけないよ。税金を払っていないで繰り入れていて、それで黒字だなんてとんでもないよ、こういう話をしていましたよ、あの現職のときから。そういう形です。  それで、市長、あなたは調査をしてくださいと言われたでしょう、これはあったね。本当にあなた言ったんだねと私言ったんですから。「言いました。調査をしてください」。調査をしてくださいということは、激高だとかそういうのをしている中で、一つの中に入るわけですよ。だから、私が先ほど言ったように、参考になるからと、こういうふうに言っているんですよ。あなたは、病院も含め、最高の責任者だよ。その下に病院長がいるんですよ。全適で渡した。その辺はどうなんですか、市長、調査をしてください。私、言っておきますよ、申し入れをされたことはないということであれば。これは申し入れと同じですよ、調査してくださいというのは。ということで、申し入れなさいって、市長こんなこと言っていたよって、議場で。私言っておきますよ、これ、いいね。  それから、病院長、あなたが言っていることに一定の理解はできましたよ。いいですか、現在の医療制度のもとにおきまして、急性期病院という言葉を使っているよね。したがって一定の限界がある。限界というのは限りです。「私が診たんだから全部知っている」、それはそうだよ、それは私は言わなかったよ。レントゲン撮って、ちょぼちょぼと検査をして、それでソーシャルワーカーに40分も調べさせて、やっと東京ですか、どこですか、他地域に移されたと。じゃ、急性期ではないと、こういうふうに言うんだとするならば、それは、病状のことは、私はよくわかりませんよ、お医者さんじゃないんだから。常識的に考えて、高齢者だ、そのとおりですよ。これは最初から高齢者だ、そして高齢者介護施設という形で踏んだのかなと、こういうふうに私は思っているんです。  一定の医療制度はわかります。それじゃ、時間なくなっちゃうから簡単に言いますけれども、じゃ、なぜ向こうへ移って、向こうというのは紹介してもらったほうへ移って10日前後で亡くなったんですか。私は、急性期として、親は、要するに御主人や子どもは一日でも長く面倒見たい、亡くならないようにしてください、こういうような形で、例えば市立病院で、1日か2日置いてもらったとするならば、そういう状況にはならなかったんじゃないの。ずっと置けとは言いません、これは医療制度ですから、そうでしょう。それをもうわかっていたんじゃないんですか、そういうような形で。それがクエスチョンマークなんですよ。それが合点いかないと言っているんですよ。医療的なことでよくわからないけれども、10日前後で亡くなるということはどういうことなんですかって。それは医療制度、そういうような形で変わって、向こうへ行って、そして延命できるならいいよね、百歩譲って。でも、10日前後で死亡したということになると、どうなっちゃっているのって。  それでもう一つ、よく聞いてくださいよ。向こうのお医者さんは、「インターネットで、終末医療ってあるじゃないか、大々的に宣伝していて」、そういうことをお医者さん言っているんだぞ。その辺はどういうふうな見解なんですか。  ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  さあそこで、時間なくなるから言うけれども、それは発言をあなた認めているんですよ。だから、どういうことを言ったんですか。ね、いいですか、その、こういうことなんですよ。遅延をお招きしたことについて、行政会議でお話をしたものでございますと。それ以上のことを言ってるんですよ、あなたは。それを言ってくださいよ、それを。いいですか、それはですね、現の幹部、この中の方は知っている。それから、退職された部長級、これも知っている。私に言ってきてるんだからだめなんですよ、それは。いいですか、退職された方3人に聞きましたよ。現職の人にも聞きましたよ。市長知っているでしょう。   ───────── ───────────────────────────────────────────────────────────────  ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ──────── ○新井貞夫 議長  田中市長。 ◎田中 市長  再質問にお答え申し上げます。  過去、病気で休んでいた職員が昇任したことが過去にもあったかということでございますけれども、過去にもございます。平成7年に7月から10月まで病気入院した職員が、平成8年に主幹から課長に昇格しております。そしてまた、平成21年4月でございますけれども、これは副参事級に昇格した職員が病休で平成21年10月から1月まで3カ月間休んでおりまして、また、平成22年1月から2月まで2カ月間休んでおりましたが、平成24年4月に参事級に昇格させていただいております。  次に、市長への申し入れということでございます。その方は、確かに私のところにごあいさつに来たというものは葬儀のお礼でございました。葬儀が終わったということで、「私は家族葬でやろうということで御案内をしたんだけれども、歴代市長4人が来てくれた、大変ありがたかった」ということで私のところに来ました。そのときに昔の仕事の話だとか、あるいは奥さんを大事にしなかったのがちょっといけなかったのかなとか、昔の話を聞きました。そして、家族のほうで見守っていたんだけれどもというようなお話ですね、そこで、病院のほうで、先ほど病院長のほうから言いましたように、市立病院のほうにも行ったんだよというお話を聞きました。どれが、どの時点が申し入れなのか、どうしてくれるのか、どうしてもらいたいのかというものを明確に私は聞いておりませんので、それは申し入れというふうに受けとめておりません。ですから、もしその方が申し入れだということであれば、正式に言ってきていただければ、私は回答をさせていただきますので、そのことでよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  高元病院事業管理者。 ◎高元 病院事業管理者  それでは、議員さんの再質問にお答えいたします。  まず1点目の、現行の医療制度で急性期医療あるいは慢性期医療、在宅、さまざまな形態に分かれて機能している、それが包括的な医療だというお話をしましたけれども、どの患者さんも、最終的には親子の情といいますか、御自身の親が亡くなるときになぜ診ないんだという、そういう吉沢議員の御質問だと思うんですけれども、2点問題がありまして、病院の周りにも特別養護老人ホームとかあるいは現在も別な施設が開設中であります。たくさんのそういう特別養護老人ホームを含む慢性期の施設がつくられていますけれども、そこには法的に医師を常勤で施設内に配置するということは必ずしも義務づけられていない場合が多いわけです。実際お医者さんはいません。急変すると、皆さん市立病院に行けというふうにおっしゃる。市立病院、目の前だよ、50m前だ、10m前じゃないかと。お連れになった方々皆さんが、どうするんだとお話になります。誰でも終末を迎えていくわけですけれども、急性期医療というのはどういうものが急性期医療かというと、やはり必要な救命措置、医療行為を行わないと救命できないもの。肺炎だと肺炎の治療をしなきゃいけない、呼吸がとまった、人工呼吸をしなきゃいけない、血圧がはかれない、集中治療室に収容してこの方を救わなきゃいけない、そのために機能しているのがいわゆる急性期病院でありまして、そのような医療が草加市立病院においてなされているということは、私は病院長として確信を持っているわけであります。  この方が草加市立病院をつくるために最大の貢献者である、その方を見捨てたという感情的な問題が議員さんにはおありだと思うんですけれども、私はそれを知らなかったというのは世代の違いであるかもしれませんけれども、この方も大変御高齢で、申し上げましたように奥さんの介護が非常に大変だと。1日、2日置けという議論は必ずしも正しくありません。2日たったら、その方の回復が極めて顕著にあらわれるのかどうなのかという判断が必要であります。2日たって退院できる状況だったら、そもそもそんなに重症な患者ではありません。ですから、この患者さんは、最初にお会いしたときに医学的に見て急性期の医療が必要だというふうには判断しなかったということによって、療養型の病床、1カ月も2カ月も食事を差し上げる、入浴を手伝う、介護するということが目的の病院紹介であったわけです。ですから、私たちは、この方の受け入れに対して、決して情のある行動をとらなかった、あるいは、ましてや市立病院の機能を発揮しなかったというふうには思っていません。  また、恐らく御主人もお嬢さんも、僕の話した内容をそれほど大きな違和感なくお聞き願えると思いますので、議員さんももう一度、議員さんが接触された方と再度お話を願って、病院長の答弁はこうだったというふうにお伝え願えれば、この問題は解決するんじゃないかというふうに思います。  もう一つ、追加ですけれども、終末医療って書いてあるじゃないかと。書いてないです。ホームページをぜひ議員さんもごらんください。今、草加市で欠けている医療は、緩和ケアと終末医療ですけれども、それだけの施設とスペースはございません。大変困難な事業であります。これは将来の課題かというふうに思っております。  次に、行政会議の不規則発言というのは、再三言いますけれども、行政会議というのは私が不規則発言するような場所では全くないんです。────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────私が市役所に行くのはですね、行政会議以外にないんです。私が市役所をぷらぷらしていることはないです。議会と行政会議だけです。その行政会議の始まった前か終わりかに、前後に、消防のことや救急のことやちょっと雑談を言うことはあるかもしれません。何を言ったのかと盛んに聞かれてますけれども、こっちが聞きたいぐらいで。いつ何を言ったのか。かつての部長クラスの人たちがですね、院長がこんな不規則発言をしていたと言うんだったら、ぜひその方に再度お尋ねになってですね、どのような内容なのかお知らせ願えれば御答弁したいというふうに思います。  以上です。 ○新井貞夫 議長  20番、吉沢議員。 ◆20番(吉沢哲夫議員) 市長ね、そういう事例は、昇格の事例はあるということを言ってますよね。それ一定の理解はできるんですよ。一定の理解はね。でも、一般通念上、民間であれば、そういうことはあり得ないんだよ。そういうことはあり得ないの。絶対あり得ないんですよ。競争をやり抜いて、そして皆働いていると。それから、職員が、士気が下がるよと。そんなんじゃ仕事やりたくないな、そういうことまで言ってるんですよ、あなた、本当に。その辺はどういうふうに受けとめてますか。それをひとつお知らせください。  ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ─────────────────────────   ───────── ───────────────────────────────────────  ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────   ───────── ─────────────────────────────   ───────── ───────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ──────────◇────────── △議事進行の発言  〔「議長」と言う人あり〕 ○新井貞夫 議長  22番、飯塚議員。 ◆22番(飯塚恭代議員) ただいまの吉沢議員の質問に疑義がございますので、議長をして調整をお願いしたいと思います。  ──────────◇────────── △休憩の宣告 ○新井貞夫 議長  ただいま22番、飯塚議員から調整していただきたいとの議事進行の発言がありましたので、調整するため、暫時休憩いたします。 午前11時59分休憩 午後 4時45分開議 △開議の宣告 ○新井貞夫 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────◇────────── △会議時間の延長 ○新井貞夫 議長  時間の延長をお認め願います。   〔「異議なし」と言う人あり〕  ──────────◇────────── △休憩の宣告 ○新井貞夫 議長  暫時休憩いたします。 午後 4時45分休憩 午後10時09分開議 △開議の宣告 ○新井貞夫 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────◇────────── △発言の一部取り消し ○新井貞夫 議長  先ほどの22番、飯塚議員の議事進行の発言については、議長をして調整したところ、20番、吉沢議員の発言の一部及びそれにかかわる答弁を議長をして会議録から削除いたしますので、御了承願います。  ──────────◇────────── △市政に対する一般質問(続き) ○新井貞夫 議長  引き続き市政に対する一般質問を行います。  20番、吉沢議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  田中市長。 ◎田中 市長  再々質問に御答弁申し上げます。
     病休だった職員を昇任させたことは、職員の士気が下がるのではないかということでございますけれども、先ほども御答弁させていただきましたとおり、私は、管理者としての能力、資質、これまでの長年にわたる実績などにより多面的に評価をし、昇任者を決定したものでございまして、職員の士気が下がるということはないと考えております。  今後につきましても、当該職の職務内容等やこれまでの業務経歴や実績、管理職員としての能力、資質等を勘案し、適材適所の人事配置を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  20番、吉沢議員。 ◆20番(吉沢哲夫議員) それでは、要望を申し上げて先に進みたいというふうに思います。  まず、市長は先ほど述べられましたように、確かに役所というところはそうかもわからない。しかし、一般論としては、それは通用しないのでありまして、とにかくそういう方については熟慮をしながら、今後そういう形で昇任とかそういうものは考えていただきたいな、こういうふうに思っているところでございます。  それから、病院長、草加市立病院は税金が入っているんだということを忘れないでいただきたい。そして、市民の命を守るという形であります。市民は相当期待をしているわけであります。その辺を忘れないで、きちっと病院運営に携わっていただきたい、このように、要望を申し上げたいというふうに思っております。  それでは、市立病院の運営状況及び疑問に関する事柄についてですけれども、これは取り下げます。この次にいたします。  それから、まちづくりに対する市全庁的な道路行政の調整に関する事柄についてです。これも取り下げます。  それから、教育行政に対する市民への信頼度に関する事柄についても、これも取り下げます。  次に、総務行政についてであります。  職員の姿勢についてであります。  これは毎度のことでありますけれども、市長、残念なんですけれども、これいつの時代でもそうなんですけれども、完璧な職員はいないんですよね。これ、誰がやってもそういうようないろいろな形が出てくるだろうと。しかし、懸命に指導していかなくちゃいけない形だろうというふうに思っています。  そういう中で、市民からの苦情、さらには内部からの相談、さらには告発、こういうものによって明らかになったことをひとつ申し上げたいというふうに思います。  まず、職員の姿勢ですけれども、これ、びっくりしました。こういう職員もいるのかと、こういうふうに思いました。私、お手洗いに入りました。職員がいました。こんにちはということで、頑張っていますかということを言いました。一人の人は、こんにちは、こう言うんです。一人の人は黙っているんです。手を洗って、そして出ようとした。そうしたら、またこんにちはと私言ったんです。そうしたら、「あなた誰だね」、こういう人がいました。それで、私は足が悪いですから追っかけるわけにはいかない。そこで、あなた職員さんですかとこういうふうに言ったら、また「あなた誰だね」。私のことを知っていたのか、市民が、「あれが職員かね、議員さん、ひどいね」。これが実態なんだよ。市長、悪いけれども、これ怒らないでね。いいですか。田中市長になってから姿勢が悪くなったねと。誰が市長になってもそういうふうに言われる。でも、あなたそういうふうに言われたんだよ。私残念だった。これどうするんですか。追っかけようとしたら、だあっと出ていっちゃったんですね、私に言われて。とんでもない職員がいたなと。まだまだそういう職員がいるんだなと、こういうふうに私思いました。  さらに、これ内部告発ですけれども、これはこういうところで言うべきじゃないんです。でも、聞かせたい、実際いることですからね。私はその辺に、庁内をちょっと回りましたよ。サンダル履きや靴のかかとを踏み潰して、それで歩いている方、ばったんこ、ばったんこと。こういう方もいるんですよ、まだ。私は、庁内に入って、「まさかサンダルを履いている人はいないでしょうね、この課には」なんて、私がそれをやるべきじゃないんだ、市長がやるべきなんだ、それは。そういう方がいるんだよ、まだ。さらに、電話でいまだに名前を名乗らないんですよ。私は電話するときは、30回も40回もここに電話しますから、私は。だから、電話の交換手、知っちゃっているんだね、私のこと。声で聞いちゃっているんです。交換手だって「こんにちは、大変ですね」。私はいつも御苦労さま、こういうふうに言うんです。そういうものがありました。それはどうするんでしょうか。  そして、新聞報道に関する事柄について、これは取り下げさせていただきたいというふうに思います。  それから、もう一つは、総務行政の中の3番目ですけれども、これも不評なんですよ。市長ね、総括企画監というやつを、これを何とかマネージャーからつくりましたね。これ、部長職のほうから、さらには課長もそうなんだけれども、不協和音が出ているの。時間がないから話をしますけれども、事務分掌は何をするのかなということで、いろいろ取り寄せました。そうしたら、調整役なんですね。そうすると、総合政策部とぶつかる場合があるんです。  それで、これは市長にも答えていただきたいんだけれども、部長いわくは、最初から総括企画監という方が入っていて、それで市長も、さらに副市長も話さないのに、横から口を出している。そういうこともあったんだそうですよ。そして、あなたとは話したくありません、こういうことも言われたという、ですから、役割をきちっとして、それで指導してやったほうがいいんだろうと、私はそういうふうに思うんです。  それから、どうしてもその職員というのはプライドがありまして、それで定年退職をすると再任用になるんですね。そうすると、再任用というのは主幹クラスなんです。主幹クラスですから、あの人に指導はされたくないよ、そういうプライドを持っているんです。ですから、これ、総務部長に答弁してもらい、そしてその後、市長に答弁してもらいたいんですけれども、非常にこれは不協和音が出ているんです、正直言って。そういうところまで部長や課長が、私のところにその話をされてくるんです。うれしい話なんですよ、草加市をよくしようと、こういうふうに思っているわけですから。どういうふうに答えるのか私楽しみなんです。  いろいろ取り寄せると、総括企画監という方は、コミュニティバスの検討とか放射線の問題だとか等々あると、こういうことを言われていますね。これは市長付ゼネラルマネージャーといったんです。これを廃止してこれをつくったんですね、平成25年に。それで、時には、「私は権限がないんだ」ってこういうふうに言っていて、それで「私は権限があるんだ」、こういうふうに使い分けているというふうに言われているんですよ。実際住民の人にも私聞きましたよ。住民の皆さんに言っているんだね、私は再任用ですからって。ですから、私はその位置づけについては、これは言いにくいんですけれども、市長の側近に置く人は、もっと位の高い人、部長級、それだったならば部長は何も言わないんです。あなたそうなのかと言ったら、それはそうですよって。ですから、市長、いいですか、人事を配置するときには、主幹じゃなくて部長級を置いたらいかがですか。私は悪いこと言っていません。誰がするとか、何をするとか、そんな権限、私たちにはありません。ですから、市長がうまく判断して、それでお願いしたいなと、こういうふうに思っております。  答弁は簡略に、小野君、頼みますね。簡単でいいですから、市長にも話してもらいますから。 ○新井貞夫 議長  小野総務部長。 ◎小野 総務部長  総務行政の御質問につきまして順次お答え申し上げます。  初めに、職員の姿勢について申し上げます。  職員があいさつをしないとの御指摘でございますが、市民の皆様への対応につきましては職員一人ひとりが市役所の代表者であり、適切な対応をするよう、行政会議などを通じて指導しているところでございます。  また、朝礼時の各職場での接客10大用語の唱和の励行、さらには機会を見て基礎・基本の徹底を喚起する文書の通知や、接遇研修などを実施しているところでございます。今後、改めて接遇などの基礎・基本の徹底を図り、職員一人ひとりが適切な対応を行えるよう指導を徹底してまいります。  次に、身だしなみが悪い職員がいるとの御指摘でございますが、身だしなみにつきましても、職員手帳に草加市職員私服着用ガイドラインを掲載し、全職員に対しまして、市職員としてふさわしい服装の周知徹底を図るとともに、クールビス期間における服装につきましても周知を図っているところでございます。今後におきましても、全職員が市職員としてふさわしい服装となりますよう指導を徹底してまいります。  次に、電話の対応の際に名前を名乗らない職員がいるとの御指摘でございますが、先ほども申し上げましたとおり、市民の皆様への対応につきましては職員一人ひとりが市役所の代表者であり、市民を第一に考えサービスの向上を図るよう指導しているところでございます。しかしながら、いまだに電話対応の際に名前を名乗らない職員がいるとのことで、改めて市民の皆様へ適切な対応ができるよう指導を徹底し、職員の意識改革を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  次に、組織上に関することについて御答弁申し上げます。  総括企画監と総合政策部の事務分掌上の整合性をどう図っていくのかということでございますが、総合政策部の所掌事務は、主に重要施策の総合的な企画及び調整に関することや地域経営の推進に関すること、予算及び財政に関することなどでございます。総括企画監の職は、市長の命を受け特に指定された高度な事務を掌理することとなっております。  議員さん御指摘のように、重要施策の企画調整につきましては、総括企画監の職務内容と総合政策部の所掌事務に一部重複する部分があることは事実でございます。しかしながら、社会・経済状況の変化に伴い、地方分権に伴う権限移譲や税財源の移譲、市民ニーズに応じた新たな事業の実施など、部局を横断的にまたがる新たな行政課題が発生し、従来の部局に加え、縦割りではない迅速、的確、効率的に対応できる柔軟な組織づくりも求められている現状もございます。今後も引き続き、事務分掌上の整合性を図りつつ、双方の組織の強みを生かし、効率的、効果的な行政運営を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  田中市長。 ◎田中 市長  総括企画監を含め人事異動につきましては、将来を見据えた組織体制の構築や職員配置を基本に、あらゆる角度から情報収集に努めるとともに、行政組織の円滑な運営や組織の活性化、体制強化といった視点や、職員の能力や適性、組織全体のバランス等を総合的に勘案して実施してまいりたいと考えております。  総括企画監は、主幹ではなく部長級を置くべきであるという御指摘でございますけれども、退職前は理事経験者でございますし、その経験を生かしていただきながら活躍いただける職員だと思っているわけでございます。  以上でございます。 ○新井貞夫 議長  20番、吉沢議員。 ◆20番(吉沢哲夫議員) 要望しますね、1分しかないから。  市長の言っているのは一定の理解はできるんですよ。どうしてもプライドがあると。そういう中で、時には、先ほど私が言ったように、権限がある、時には権限がないと。そして、市長が発言しない、さらには副市長が発言しない、その中で、先ほどと重複するけれども総括企画監が口を出すと。これは、どこにでもそういうような形で出ているみたいなんですよね。だから、その辺について十分に市長ね、指導しながら、さらに副市長も指導しながら、そして指導をしていただいて、職員の皆さんに好かれるような職種になってほしいなと、こういうふうに希望を申し上げまして質問を終わりたいと、こういうふうに思います。 ○新井貞夫 議長  以上で、市政に対する一般質問を終了いたします。  ──────────◇────────── △委員会付託省略(第42号議案から第44号議案) ○新井貞夫 議長  次に、委員会付託の省略を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会に提出されました第42号議案から第44号議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○新井貞夫 議長  御異議なしと認めます。  よって、第42号議案から第44号議案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  ──────────◇────────── △議案及び請願の各常任委員会付託新井貞夫 議長  次に、議案及び請願の各常任委員会付託を行います。  本定例会に提出されました第34号議案から第41号議案及び請願につきましては、お手元に配付しておきました委員会付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  ──────────◇────────── △次会日程報告新井貞夫 議長  明6月13日、16日は午前10時からお手元に配付いたしました委員会開催表のとおり各常任委員会を開催し、6月14日、15日及び17日は休会とし、6月18日は午前10時から本会議を開き、議案及び請願の上程、各常任委員長報告、各常任委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います  ──────────◇────────── △散会の宣告 ○新井貞夫 議長  本日はこれにて散会いたします。 午後10時35分散会...